福島県における幼児教育施設の復興及び幼児教育の確保を目的として、復興対策支援等事業を実施しております。

 

 

          【私立幼稚園・認定こども園復興対策支援事業】

 

（１）大型絵本寄贈事業

　　　原発事故による放射能により安心して戸外で遊ぶことのできない園児のため、また震災・原発事故により幼児が受けた心理的影響や心のケアのため、県内私立幼稚園・認定こども園において実施する絵本の読み聞かせの催し等に対し、最適な大型絵本を贈るものであります。

 

（２）復興支援啓発事業

　　　原発事故による放射能から逃れるため、県内の多くの園児・保護者が避難生活を余儀なくされており、今後一日も早い子どもたちの帰還に向け、子どもが安心して生活できる社会環境を整備していく必要がある。今回、全日本私立幼稚園連合会が進めている「子どもを真ん中に位置付けた豊かな子育て環境を実現する」という「こどもまんなかプロジェクト」を県内私立幼稚園・認定こども園を中心に「のぼり旗等」により啓発・周知していくことにより本県の復興に繋げていくものであります。

 

（３）こども体験活動支援事業

　　　原発事故により、子どもたちが屋外で十分に活動できる環境が少なくなっていることから、自然体験活動等の園外活動に伴う交通費等について県内私立幼稚園・認定こども園に対し支援するものであります。

 

 

 

【災害対策基金事業】

　　平成２４年度からの実施事業として、県内私立幼稚園・認定こども園等が、天災その他で災害を受けた場合に、その災害対応等について迅速・円滑に対応することができるよう、今回の東日本大震災により県内外の私立幼稚園・関係団体等からいただいた義援金を財源として災害対策基金を設置し、県内私立幼稚園・認定こども園等を支援していくものであります。